
保健だより
長かった梅雨が明け、いよいよ夏本番を迎えました。連日30度を超える暑さですが、子どもたちは元気いっぱいに水遊びやプールを楽しんでいます。夏休みでお出かけをされるご家庭も多いことと思います。事故やケガには十分に注意して、楽しい思い出をたくさん作ってきてください。
✿感染症情報✿
7月の中旬にうさぎ組(4歳児)で水痘(みずぼうそう)1名、下旬には、手足口病がりす組(3歳児)2名、ひばり組(1歳児)で1名います。またひばり組(1歳児)ではRSウイルス、溶連菌の感染者も1名ずつ見られています。0~3歳児クラスでは咳や鼻水の症状が見られるお子さんが多くみられます。
手足口病は、先月保健だよりでお知らせをしましたが、現在も都内で警報レベルでの流行が続いています。近隣でも流行が見られているとのことです。
手足口病のウイルスには数種類の型があり、今年度流行している型は、発疹の症状が強く、水痘と似た発疹がみられるケースがあるとのことです。特効薬はなく、こまめな手洗いをすることが有効な感染予防策となります。お子さんに気になる症状がみられましたらご相談ください。
水遊び・プール遊びについて
気温と熱中症計のWBGT(暑さ指数)をもとに基準を設け、実施の可否を決定しています。また、お子さんの様子によって判断させていただく場合もありますので、よろしくお願い致します。
夏に気をつけるべき危険
1.水の事故
10~20㎝程度の浅い水深でもうつぶせで転んで窒息する恐れがあります。複数人で監視を行いましょう。浮き具等を使用する場合は大きすぎないものを選びましょう。
2.紫外線
幼少期に紫外線を多く浴びるほど、大人になって皮膚がん、シミ、シワになりやすいと言われています。帽子は必ずかぶりましょう。ツバが7㎝以上あると顔への紫外線が60~70%防げるというデータもあります!
※日焼け止めクリームと虫除け剤を併用して使用する場合は、
①日焼け止めクリーム
②虫除け剤
の順番に塗ってください。
3.遊具でやけど
鉄製の遊具や砂場、地面などは直射日光に温められてかなり高温になっていることがあります。それにうっかり触れてしまうと子どもがやけどを負ってしまう危険があります。地面を裸足で歩かせない、危険を感じる遊具には近づかないように注意しましょう
今月の乳児健診
*8月6日(火)ひよこ組(0歳児)・ひばり組(1歳児)
*8月20日(火)ひよこ組(0歳児)
