
園長より
◆子どもの育ちを支えるために ~家庭で経験させたい10の大切なこと~
国学院大学教授 塩谷香 氏のお話
(11月18日開催の北区教育委員会主催 4・5歳児の保護者対象の講演会より)
(1)生活する力(2)かかわる力(3)学ぶ力の3つの視点から、家庭で身に付けておいた方がよい生活習慣を伺ってきました。ポイントをお伝えしたいと思います。
(1)生活する力
1 規則正しい生活を! :子どもなりに、自分で健康を守ろうと意識する。「風邪をひかないように、野菜を食べてみようかな。」など、子どもがわかるように話す。「実体験」を伴う内容が大切。
2 時間を意識しましょう :計画性・効率性などを考えて生活する。例えば、片づけることは大事な事を伝える。①片づけた状態がきれい、気持ちがよいと思える。②次に使う時に便利だなと思える片づけ方を子どもと一緒に考えながら行う。(すぐに使うものは、傍に。使わないものは奥に等。)
3 食べることを楽しもう :食べることは人生の幸せ、心の豊かさにつながる。誰とどのように食べたのか?(お祭りの時に食べた焼きそばはおいしかった…)家庭の文化として残る。
4 体を動かす楽しさを :戸外で身体を動かして遊ぶ体験は、運動能力やバランス・健康だけでなく知己の人との関わり・社会性など様々なことが学べるチャンス。場つくりが大切。
(2)かかわる力
5 受け入れること(受け止めること) :「こういう人もいて、ああいう人もいて よい」と感覚的に思えることが大事。家族だからこそ、よさを言葉にして伝えよう。
6 ほめることで自信を! :コツは具体的な行動をすぐほめる。ほめることが苦手な日本人…あえて言葉にすることが大切です!←子どもの行動をよく見ていないとほめられない。お母さんがどう思ったのかのメッセージを伝えることが大事(Iメッセージ:おかあさんがうれしかったよ。たすかったよ…等)
7 決まりや約束を守る :お子さんが納得できるよう、分かりやすく話す。
(3)学ぶ力
8 自然にふれましょう :(人間も自然の一部)自然は最高の教材。体験を共有しよう。
9 絵本の読み聞かせ :ほわ~っとするあたたかい体験は大人になっても残る。
10 自分で考えて行動する力を! :人間として生きていく力を育む。止めたり反対することは最小限に。
【12月の行事予定】
*12月2日(土)窓ガラス清掃
*12月5日(火)健康体操 ・ 乳児健診
*12月12日(火)巡回指導
*12月16日(土)クリスマス発表会
*12月19日(火)乳児健診
*12月20日(水)誕生会(乳児組) ・ サッカー交流(4・5歳児)
子育て支援「体重・身長を測る日」
*12月21日(木)誕生会(幼児組) ・ 避難訓練
*12月22日(金)クリスマスおたのしみ会・ケーキ作り
*12月29日(金)・30日(土)年末特別保育(申し込みは、12月1日・4日・5日)
