園長室からこんにちは


園長より

◆岩手県宮古市を訪問して

 10月21日・22日に北区私立保育園理事長園長会では東日本大震災被災地の視察、及び復興支援研修会として岩手県宮古市を訪問しました。

 現地に着き、まず、田老のスーパー堤防を視察しました。高さ5~6メートルあろうがっちりしたコンクリートの堤防は壊れることなく横たわり、その手前には、車やれkぞうこなどの電化製品、コンクリートのがれきが山積みされ、トラックに積み込まれ運ばれていきました。堤防の手前には家が建ち並んでいたそうですが、そこには土台のコンクリートが残されているでけで建物はそっくりなくなっている様子に津波の威力のすごさが感じらrました。案内してくださった園長先生が「ここでも多くの子どもたちが亡くなりました。黙祷をお願い致します。」とおっしゃったので掌を合わせ、いっしょに冥福を祈りましたが、胸が締め付けられる思いがしました。また、堤防のすぐ下に保育園があり、建物の枠だけで、中は津波により打ち抜かれた姿がそのまま残っていました。幸い、統廃合した後で子どもたちはいなかったので人の被害はなかったとのこと、しかし、そこに子ども達がいたら・・と思うとぞっとしました。

 翌日、赤前保育園と堤乳児保育園を訪問しました。地震当日の子どもたちをどのように避難させたのか、避難生活の様子、心のケアについてお話を伺いました。保育士さんたちは7ヶ月経った今でも鮮明に覚えていらして様子を語ってくださいました。赤前保育園では、近くの工場の方々が避難してくるのを見て、とにかく、高台に園児を避難させたこと。電話が使えず、園長が車で連絡して回ったこと。また、堤乳児保育園では海抜23メートルの所に建っている園舎なのですぐ下まで「まさか」津波が来るとは思わなかった。地震後、一人だけお迎えに来て帰してしまったお子さんが津波にのまれてしまった。なぜ、とどめなかったか・・静かに語る園長の言葉が、悲痛な叫び声に聞こえました。

 2園とも被災者(職員の中には自宅をなくされたりご家族をなくされた方もおられます。)ではありますが、保育園として何が出来るかを考え、数日のうちに園を再開し、入園されていない子どもたちも預かったり、支援物資の受け入れ先になったり、被災された方々を支援されていました。(両保育園とも園舎は津波にのまれずにすみました。)

 二日間の視察を終え、改めて3月11日の東日本大震災を忘れてはいけないと思い、「まさか」の想定外は起こりうる 生き延びた方々の経験を無駄にしないこと そして、大切な命をいかにに守るかを自分の園ではどうしたらよいかそれぞれの園で考えていかなければならないことを再認識しました。

◆東京都福祉サービス「利用者に対する調査」について

 よりよい保育をめざし、保護者の皆さまのご意見を広くお伺いするために、東京都福祉サービス「利用者に対する調査」を実施します。11月16日にアンケートの資料を配付しますのでご協力をよろしくお願いいたします。(評価機関;NPO法人ほいくオーアールジー)

【11月の行事予定】

*11月1日(火)健康体操

*11月7日(月)個人面談開始(11月下旬まで予定)

*11月8日(火)乳児健診

*11月9日(水)スウィートポテト作り(3・4・5歳児)

*11月16日(水)ぎょう虫卵検査・検尿提出日

*11月17日(木)避難訓練(王子消防署の方に出向願い、消火器の取り扱いの訓練をします。)

*11月22日(火)乳児健診

*11月24日(木)誕生会 ・ 子育て支援「体重・身長を測る日」 ・ 巡回指導

*11月26日(土)木の実保育園創立60周年記念のつどい

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